何度も同じ国同じ場所を旅しているとマンネリ化が進み
日常の生活をこなしているような気持ちになります。
同じ飛行機会社を使い同じ州に着き同じ所に泊まり
同じ所で飯を食う。
一万キロも離れた国アメリカと言えどこれでは
旅ではなくルートラでは？なんて気もしますね。
そんな旅でも何度かに一度心をくすぐられる時があるんです。
この日はテキサスからの帰り出発地点ネバダ州ラスベガスに帰る途中
アリゾナ州キングマンを超えた所で私の好きな物と出会いました。
それは1978年のリンカーン コンチネンタル マークⅤ
ダイヤモンドジュビリー エディションです。
広大な砂漠の真ん中にポツンと置かれたリンカーンがまるで
オブジェのように見えて感動しました。
リンカーン コンチネンタル シリーズでも私はこのマーク Ⅴの世代が好きで
またこの78年の限定車ダイヤモンドジュビリーは79年の限定車
コレクターズシリーズより好きな車でまさかこんなロケーションの中で
出会えるなんて幸せが過ぎるものでしたね。
このダイヤモンドジュビリー シリーズはライトブルーメタリックと
このシャンパンゴールドの2色で販売されていて私はこの色は派手なので
ブルーメタリックがいいな！なんて思っていましたが
この風景の中でこの車の色を見ると考えも変わりました。
シャンパンゴールドと言えばゴージャスで華やかな都会の色？
なんて思いでいましたがこう見ると砂漠の色にピッタリと溶け込む
そんな素晴らしい色だったんですね。
アメリカの車は緑、青、赤、茶色のメタリックにとても良い色が多いんですが
これも砂漠や森林に映える色なんて事なんでしょう。
これはアメ車の旧車好きの私に素晴らしい風景をプレゼントして頂いた
そんな瞬間でしたね。
こんな車を所有しこんな風景の中を大好きな音楽を聴きながら
思う存分ドライブしてみたいですね。
リアクォーターのオペラウインドーにおごられた
小さなダイヤモンドがなんとも誇らし気ですね！
