地球の果てで暮らす人たち
あきれるほど何もない。
行けども行けども同じ景色でまるで同じVTRを見せられている感じ。
右折左折したわけでもなくただただ真っすぐ走っていても
道を間違えた?なんて気になるんです。
特に主要高速インターステートI-40の北部はほんと
何もないものです。
ここ264号線ぞいにあるホピの国アリゾナ州ファーストメサは
私の想像を遥かに超える村でしたね。
1996年初めてこの土地に立った時
酷い暑さとのどの渇きに驚いたものでした。
何か飲みたいと言ってもこの通り風景で
電柱以外はなにもありません。
ガソリンは264号線の入り口Tuba Cityで給油を済ませていたので
あまり心配はありませんでしたがそれでも
この風景が何時間も続くのでどう?なんて事も考えました。
わざわざこんな高台で暮らさなくとも?なんて思っていましたが
彼らは神々が暮らす天に少しでも近くで暮らす民族だったんです。
この年から何度も通いアクセサリーを買ったり食事をしたり泊まったりと
たくさんの事を学べましたよ。
6時間走ってもこの景色で退屈を感じるのに
何年かするとまたこの辺りを歩いているんですよ。