1970年代日本では2000年にはが原油が枯渇するなんて話が
ニュースで話題になりアメリカでは翌年の
1971年にマスキー法が始まりアメリカや日本では
車にキャタライザー(触媒)付くようになりました。
環境問題なんて論議は古くからあるものでしょうが
それが大きく動き出したのはこの辺りからでしょう。
70年代中盤には車の小型化が始まりキャデラックでも
75年には新型のコンパクトモデルセビルをリリースし
79年にはフラッグシップモデルのエルドラードを
ダウンサイジングさせて行きました。
そして80年にはフリートウッド ブロアム エレガンスと
フリートウッド ブロアムを除く車種はエルドラドやセビルと同様に
コンパクトなモデルとなりました。
そんな中フルサイズモデルとして残した
フリートウッド ブローム デ エレガンスは正解でしたね。
1977年から発売され1980年にマイナーチェンジを行い
そしてまた1991年にマイナーチェンジを行い
よく92年迄発売されたキャデラック史上最も長く続いたモデル。
こんなに長く続いたのは1968年から1982年迄発売された
シボレーコルベットC3以外にないでしょう。
そんなロングセラーのモデルでもクーペは85年を最後に
姿を消すんです。
キャデラック クーペデビルにフリートウッド社が手掛けた
高級モデルクーペ ブロアム。
今夜はその高級モデルキャデラック フリートウッド クーペ ブロアム
2011年頃でしたねフロリダ州オカラ郊外でひっそりと売られていました。
アメ車フリークならキャデラック最後のフルサイズ ラグジュアリー クーペと
なれば思い入れも強いはずです。
横から見るとマッチ箱を重ねたような四角い単純なデザインで
子供が書く車だよね”なんて揶揄される事もあるでしょうが
この斜め後ろから見る姿はキャデラックが守り引き継いできた
伝統の集大成なんてものを感じますね。
細くて長いサイドラインとそのエンドに付くブーメランテールは
キャデラックの十八番でこれぞ!と言えるスタイルですね。
先進国の姿を見るとどこも省エネと温暖化に右に倣え!
となっている近年ですがそれに伴い
各国の大事な物や伝統が失われているように思いますね。