ロック音楽と言ってもアルバムの全ての曲が
その音楽とは限らない。
それは全ての音楽ジャンルにも言えるもので
これって本当にジャズなの?
なんて物もよくある。
私はこれってポップスだと思い買って
ライナーノーツを見ながらその曲を
聴いていると意外や意外それは
私の聴かないジャンルの物だった事に気づき
慌てて最初から通しアルバムを
聴いてみるとその曲だけがポップスだった
なんて事もありました。
私は好きなものであれば
ジャンルなど問わず聴きますが
よりによって好きになった曲が
そのアルバムの唯一志向の違う曲を
選んで買ってしまう自分に驚くものです。
ブルースからロック
ポップスは?なんて話になるとこれは
にはとりたまごの話になるので
この話は横に置いて。
私の聴いていた音楽はどれも
アルバムにポップス寄りの曲が
幾つかはいる物がよくありました。
ハードロックにカントリーミュージックなど
どれも個性の強い音楽だったので
少しでもポップなものであれば
ファンから敬遠され酷評された物でした。
とは言っても同じメロディを延々に
続けていても新しいファンも増えないし
と言ってヒットが狙える物を
いくつも持っている訳でもないので
ついつい覚えのある身近なところから
曲を作ると自然とそうなるんでしょう。
まあその考えの中にはポップスの
ファンに火が付けば うはうはな事に!
何て思惑もあるんでしょう。
私の聴いているテキサスのメキシコ音楽
テハーノミュージックにも
ポップスやカントリー ミュージックを
歌いたがるシンガーやバンドが
たくさんいます。
テックスメックスのジャンルだと
どんなに良い曲をリリースしても
高々しれたもの。
それならアルバムの中に1~2曲位
そんな曲を入れて誰かの目に留まれば
なんて事を考える人も中にはいます。
これはバンドやシンガーなど
個人的にだけではなく大手レコード会社でも
英語の曲またはポップなサウンドを入れ
新たなファン層の拡大を狙っています。
そんな事もありメジャーレーベルが
手掛けるそんな曲は気合が感じる
良い曲もたくさんあるんですよ!
この1997年にEddie Gonzalezさんが
大手ソニーミュージックから
ReleaseしたAlbum
El Micharchina el naturalに
挿入されているこの
I Won't Let You Walk Awayは
これぞメジャーの仕事!と言える
素晴らしい曲ですね。
このラテンアルバムのタイトルソング
El Micharchinaの難易度を考えると
この手のカントリーミュージックなら
楽々こなせるものでしょう。
彼のタレント性の高さならね。
彼もこの絶頂期の波に乗り上手くいけば
カントリーミュージック シンガーに!
なんて事も考えた事でしょうが
そうは行きませんでしたね。
とは言ってもカントリーシンガーとして
一曲二曲のヒット曲にしがみ付くより
こうしてテックスメックスの中で
マルチなタレント性を見せつける方が
良かったのかもしれませんね。
このアルバムの完成度が高いので
一曲一曲にスポットを当てるのは
相当難しいものですが
この曲ならアルバムのタイトルを張れる
そんな曲だと私は思いますよ。
TexasのMexico音楽Tejano Musicは
どの角度からも楽しめる
素晴らしい音楽なんですよ!
Eddie Gonzalez @San Antonio Texas
参加しています。