私がカメラを持つようになったのは旅を始めてから。
小さな頃から好きで追いかけていたスーパーカーや高級車を
見に出かけても写真に撮ろうなんて考えた事もなかったです。
初めての海外旅行サイパンでも当然持たずに行きましたし
初本土の時も写ルンですを３つ持って行った程度で
あれは1995年だったかスリランカに行った時も
お金と着替え以外は持って行きませんでしたね。
今振り返ってみるとデジタルカメラを買って
アメリカに持って行くようになったのは
2000年を超えてからですね。
パソコンが身近なものになった事も大きいですが
やはりイベントやライブで撮影が出来ると
知ったあたりからでしょう。
性能も上がりカメラもコンパクトになり
また小さなSDカードを2つ3つ持って行けば
事足りるんですからほんと便利になりましたね。
そんな事で昔は写ルンですで何でも撮影していた為
殆どの旅の思い出が残っておらず
どんなところに行き何をしていたのかも
ほとんど覚えていないんです。
その時の習慣からでしょうイベントやライブを観に行っても
カメラは車の中に残したままなんて事もよくあるんですよ。
少し離れた安いコインパーキングに車を止め
15分か20分かけて会場まで歩いて行くので
カメラを忘れたからと言っていちいち
駐車場まで取りに帰れませんからね！
私にとってそんな無用な物でも今では
旅の合間に大活躍する優れものなんですよ。
ここWillcox Arizona近郊で見つけた絶好のポイントで
大好きなトラックの写真を鱈腹撮っています。
アメリカの南西部ならどこにでもある砂漠の風景ですが
ここら辺りは本当に何もない地域なので逆に好都合なんです。
砂漠地帯と言っても都会に近い地域なら大きな商業的看板
ビルボードがたくさん並んでいて少し違和感を感じたりもしますが
ここら辺りは小さな町しかないのでそんなビルボードもありません。
そんな素晴らしいロケーションのところで
大好きなトラックを待ち構えて写真に残せるんですから
こんなに贅沢な事は無いのです。
この時もたくさんのトラックを撮らせてもらいましたが
このインターナショナルのローンスタートラックは
待ってましたと言えるものでしたね。
アメリカを旅していてもあまり会えないアメリカントラックですから。
何もない退屈な風景ですが大好きなトラックや古いアメ車が
この中に溶け込むことで幸せな空間へと変化するんです。
時間さえあればただで楽しめるんだから
撮影はやめられませんね！
