私はよく車の世界ラリー選手権の動画をよく見ます。
それはドライバーのテクニックや風景などを
楽しむ為に観ているんです。
その中でも私の好きな場面は車がコースアウトや
クラッシュしたシーンを見るのが好きなんです。
私は車が大破する場面を観たいのではなく
そのシーンになると必ず観客がドライバーや
隣りに乗っている道案内の人を助けに行くからです。
日本なら爆発する!危ない!なんて声も上がるでしょうが
彼らはそれが自分たちの使命かの如く
助けに行くんですよね。
あの光景を観ているとほんとラリーと言う
モータースポーツを心から楽しんでいるんだなと
思うばかりですね。
それは年に一度または何年かに一度のお祭りを
最大限に楽しんでいるんでしょう。
私がテキサスから主要高速インターステートI-40号線を使い
オクラホマ州に差し掛かった時トイレ休憩の為
高速を降りてツーリストインフォメーションに行き
用を足し旅を再開しようと車に戻ろうとすると
進行方向の東向きが大渋滞していました。
何の渋滞?事故でも起こった?それともオクラホマシティ近郊だから
渋滞が起こってるの?なんて思って見渡すと人だかりが。
どうやらトラックが落としたベットのマットレスに車が乗りあげ
立ち往生しているのが原因のようです。
警察も到着し場は安定していましたが
面白いのは周りの車の人がその車に寄り
車を持ち上げ懸命にマットレスを抜く作業をしていた場面です。
日本では事故渋滞と分かっていても高速道路だと
車から降りる人もいないでしょうがこの場面は
みなさん車から降りて助けに行ってました。
よく見かけるアメリカならうるさいサイレンを鳴らし
走ってくる消防自動車や大勢のパトカーが
到着しそして交通整理をしながら作業車の到着を待つ
なんて感じなんですがこの時はお巡りさんが
完全にわき役となっていましたね。
郊外の田舎道ならこんなのんびりとした風景になりますが
こんな風景に出会えるとはなんともほっこりしますね。