私は元々自身はアメ車好きだと認識していました。
そして卒業後アメ車屋さんに就職しましたが
バブルという世間の流れもありどんどんと
高級車が求められる時代となりアメ車から
ベントレーまでもが身近な物となりました。
1985年辺りまでならメルセデスベンツと云っても
売れるのはW126の中古車の280SE辺りが
主流で年に何台かの500SELが新車で売れるなんて程度でしたから
ほんとバブルってホント恐ろしい時代でしたね。
何でも最高級を求める時代もやがて1992年頃になると
好調だった経済も徐々に傾き始めそしてバブルの崩壊です。
私はそのバブルの真っただ中の1998年に退社し
子会社へ移りフリーターとなり音楽を聴く人へと
進路変更し93年に働き先を変えたんですが
その頃の冷え込みってものは酷いものでしたね。
そんな欧州車に囲まれて過ごしていましたが
この年の後半10月にアメリカに旅行に行く事になりました。
1993年なんてジーンズ以外はほぼ欧州の物で
聴いていた音楽でさえヨーロッパ産で
私の中のアメリカが薄れていました。
そんな時出会ったのがダッジ ラムのピックアップトラックでした。
そこからアリゾナ州フェニックスのスカイハーバー空港に
行った時真っ赤な1994年型Dogde Ramが
空港内に飾られていたんです。
ほんと衝撃でしたね!圧倒的な存在感。
その頃のFord F-150やChevrolet C/K1500と比べても
段違いにかっこよく思わず写ルンですで撮影したものでした。
ピックアップトラックに久しぶりに丸みが戻った
モデルでしたから驚きも一入でした。
その後1996年の2度目の渡米の時なんて
ダッジラムが溢れる程走っていましたから。
モーテルで出会った物ですがこのモデルも
現在あまり見かけなくなりました。
これもマグナムエンジンの燃費の悪さも絡んでのことでしょう。
今となっては日本でも見かけなくなったモデルですが
私がアメ車好きだという事を再確認させてもらった
大事な車なんですよ!
アリゾナ州 フェニックス スカイハーバー空港